久しぶりにナポリピッツァを食べて大満足!です。
南アフリカでピザを食べること自体は難しくありません。ファストフードやファミリーレストラン的なピザ屋をよくみかけますし、ピザはカジュアルなレストランの定番メニューの1つです。
また、薪窯を使った本格的なピッツアを食べさせてくれるお店もそれなりに見かけます。南アフリカはBraai(ブラーイ。南アフリカ式のバーベキュー)が文化として根付いている国。薪とピッツァは恋人同士のようなものですので、これは自然なことと言えるでしょう。
ところが、ピッツァ専門店のほとんどがローマ式と呼ばれる薄い生地を採用しています(各レストランが意識しているかどうかはわかりませんが)。ローマピッツァも美味しいのですが、日本では永福町のマッシモタヴィオに通い、フジ・ロック・フェスティバルでさくらぐみのナポリピッツァを食べていた身としては、もちもちのナポリピッツァが恋しくなるもの。
こんなことを友達と話していたら、「ケープタウンにナポリピッツァが食べられるお店があるよ!」ということで、昨年末の南部アフリカクルーズで寄港した時に連れて行ってもらいました。
噂のレストランBURRATAは、ウッドストック(Woodstock)地区のオールド・ビスケット・ミル(Old Biscuit Mill)にあります。同じ敷地内には、Tripadvisor「トラベラーズチョイス 世界のベストレストラン2014」にアフリカ大陸で唯一ランクインしたThe Test KitchenやThe best restaurants in Cape Town: where to eat in 2015に先のThe Test KitchenとともにノミネートされたThe Pot Luck Clubもお店を構えています。
さて、できたての熱いうちにピッツァを頬張るとしましょう。
まずは定番のマルゲリータ。モッツアレラ、パルミジャーノ、バジルが載ったトマトベースのピッツァです。
うん、この生地の香ばしさとふわふわ感! このナポリピッツァを作るために、ピザ窯と職人をわざわざ本場ナポリから呼び寄せたというのですから、美味しくない訳がありません。
もう1枚はプロシュートとルッコラです。こちらもトマトベースの生地で、モッツァレラ、パルミジャーノ、プロシュート、ルッコラが載っています。
グリーンピースとアスパラガス、ロビオラチーズ、バジルのオレッキエッテは見た目も鮮やかな1皿です。子ども(1歳2ヵ月)がバクバク食べていました……。
開店とほぼ同時の着席でお客さんがあまり多くなかったのにもかかわらず、料理が出てくるまでずいぶん時間がかかった(30分くらい?)のはマイナス点。でも、ピザを口に運ぶと評判通りの美味しさで、待ち時間への不満はどこかに吹き飛んじゃいました。
ちなみにシェフはフランシュフック(Franschhoek )のLe Quartier Françaisの元スーシェフだそう。しかも調べてみると、Le Quartier Françaisは大好きなワイナリーの1つMôreson内のレストランBread & Wine Vineyard Restaurantとも関係があるようで、なるほど腕がいい訳です。
ヨハネスブルグにも支店を出してくれないかなぁ。
お店の情報
●名称
BURRATA
●住所
The Old Biscuit Mill, 375 Albert Road, Woodstock, Cape Town
●電話
021-447-6505
●ホームページ
※この記事は「地球の歩き方特派員ブログ」に投稿したものです。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/
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