コロナ禍での一時帰国レポート 南アフリカ編(2021年4月)

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「新型コロナ」「一時帰国」「自主隔離」でGoogle検索すると業者の広告ばかりが上位に表示されて大変困りました。こちらが探しているのは体験談なのに。

そこで、2021年4月に家族が一時帰国した際の経験を書き残しておきます。なお、多くの人が高額な費用に頭を悩ませている自主隔離に関しては、業者利用ナシの自主手配にて、自主隔離期間の宿泊費+成田空港から都内への交通費総額70,000円前後に収めることができました。あくまでも個人の体験談であることをご理解の上でお読み頂き、ご参考になれば幸いです。

なお、本記事は入国時の手続きに関しても一部触れますが、14日間の自主隔離に重きを置いています。日本入国に必要な手続きは刻一刻と変化することが予想されますので、厚生労働省のWEBサイトや在住国の大使館配信情報をご参照ください。

水際対策に係る新たな措置について
水際対策に係る新たな措置についてを掲載しています。

前提

  • 単身一時帰国(子どもなし)
  • 東京都に滞在
  • 実家(東京都)は諸事情から自主隔離先として使えず
  • 運転免許あり、普段から日常的に車を運転(非ペーパードライバー)
  • テレワーク実施のため、仕事可能なデスク&高速インターネット必須

体験談

1. 事前準備

1. 出発前72時間以内の陰性証明書を取得

特に、南アにおいては、きちんと要求しない限り「検体採取部位」が記載されなかったり、日本の認める記載方法では無いことがありますので、必ず「鼻咽頭ぬぐい」もしくは「唾液(南アではあまり一般的ではありません)」による検査を受け、”Nasopharyngeal swab”あるいは、”saliva”であることが証明書に確実に記載されていること、また、検体採取日時(出国前72時間以内)が記載されていることをご確認ください。

また、厚生労働省の説明サイトには「医療機関・医師名、陰影については、必ずしも各国で取得できない事情があることから、検疫官の判断により、有効な証明とみなすことがあります。」と記載されております。これを踏まえ、施設で実施する検査証明書への医師名の記載が一般的ではない南アに関しては、検査機関が発行する医療機関の医師名、署名の記載がなくてもレターヘッドにて代用が可能です。

出典:日本に帰国/入国される皆様へ(新型コロナウイルス検査証明書の提出について)
(その2)
https://www.za.emb-japan.go.jp/files/100185617.pdf

2. 必須アプリをスマホにインストール

  • 必須アプリとは、1)Overseas Entrants Locator(OEL)、2)Skype(またはWhatsApp)、3)Google Maps(※Androidのみ)、4)COCOA、の4点。
    1. OEL http://onelink.to/3ut4kf
    2. Skype https://go.skype.com/app.download.qrcodeskypemobilerow
    3. Google Maps https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.maps
    4. COCOA http://onelink.to/pqh97x
  • 設定等詳細は厚労省のサイトをご参照。
スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について
スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について掲載しています。

3. 厚労省の「質問表」に回答してQRコードを取得

2. 到着時

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  • 着陸18:00過ぎ(QR806便)。各種手続きを終えてホテルの部屋にチェックインしたのは22:30頃(所要時間4時間半!)。
  • 抗体検査終了後、バスの待合室に到着するまでトイレへのアクセスなし。
  • 係官からの説明は日本語のみで、英語の説明はなし。
  • 降機後、抗体検査(唾液)まではスムーズ。その後の検査結果待ち、ホテルへの移動までの待ち時間が長い。
  • 手続きは流れ作業で、立ったり、座ったりの移動が多い。
  • 係官の対応は極めて事務的で、同便だった子連れ家族に対する配慮等一切見られず。
  • 紙の書類が多く何度もチェックされる(出し入れの頻度が多い)。
  • 抗体検査30分前から食事、飲水は禁止。検査後、待合室で水の配布あり。
  • ホテル行きのバス待ちで待合室を出た後に、20分程度、屋外で待機(寒い)。
  • 着率体制に入る前に機内でトイレに行っておくとよいです。
  • 手荷物は軽くしておくのが吉。
  • お菓子等を持参すると、長い待ち時間の気晴らしになるかも。

3. 入国後3日間強制隔離(東横イン成田本館)

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  • 宿泊先は東横イン成田本館
    客室備品としてミニ冷蔵庫、電気ケトルあり。
  • 宿泊費用は無料。
  • フロントの方々の対応は大変親切。
  • 食事は全てお弁当。炭水化物&揚げ物中心(写真ご参照)。お弁当は冷たい。美味しくない。温める手段はない。
  • お弁当の配布開始時と終了時に館内アナウンスが流れる。接触防止のため、弁当のピックアップは必ず配布終了のアナウンス後に行う。
  • 弁当には紙パックのオレンジジュース、お茶がもれなく付属。
  • ベジタリアン、ハラールの用意あり。ただし、一度選択すると滞在中に中途変更不可。
  • 客室のお茶類は煎茶の粉のようなものが一袋のみ。
  • 部屋の電源は通常のコンセントのみで、USBポートなし(全ての部屋がそうなのか、たまたまだったのかは不明)。
  • 3日間冷たい食事を摂ることになるため、カップ麺、スープ類、お茶漬け等の持参がおすすめ。
  • 強制隔離期間中、お酒の入手は不可能。飲みたい人は要持参。
  • コーヒーを飲みたい人は要持参。我が家は事前に情報入手していたので、ユニフレームのコーヒーバネット&コーヒー豆で対応。豆は南アのロースタリーBean Thereのエチオピア。

以下、食事ギャラリーです。

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帰国日の夕食。

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朝から唐揚げ弁当。

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ある日の昼食。

4. レンタカーで自主隔離先のホテルへ移動

  • 3日目のPCR検査結果「陰性」を受けて、自主隔離へ。出発は当日、もしくは翌日を選択可能。
  • 特に急ぐ理由もないため、翌日に専用バスで成田空港へ。
  • ベストウェスタンホテルフィーノ東京赤坂に宿泊。禁煙スーペリアダブル、税込み4000円/泊(5泊以上条件)。価格、ロケーションに加えて、「PCR陰性を条件に帰国時の自主隔離利用可」と明記されていたことが選択の決め手。プラン名は「【 5連泊以上で1泊 4000円 】 赤坂見附で ホテル暮らし。 / 素泊り」。
  • 客室備品として電気ポット、ミニ冷蔵庫、USBポート付コンセントあり。共用の有料コインランドリー利用可能。
  • 部屋でテレワークを行ったため、客室清掃は毎日指定時間(13時)にお願いし、ホテル側快諾。
  • 成田空港から東京都内の送迎はハイヤー(貸し切り)の場合30,000円前後。見積もりを取った業者のパッケージ(宿泊+都内への送迎で合計約80,000円)では相乗りが前提で、貸し切りの場合は追加料金25,000円とのこと。
  • 到着時のPCR検査が免除される指定国以外からの入国者(=3日間の強制隔離対象外の国からの入国者)との接触を避けるため、相乗りはパス。
  • 乗り捨て料金を考慮しても最も安いレンタカーを選択。
  • 自主隔離期間中は公共交通機関の利用自粛が求められる。その点、赤坂周辺はコンビニ多数、加えて成城石井、マルエツ、Presso、Ville marche等スーパーも多いので非常に便利。
  • 業者が提案してくる物件の多くはインバウンド狙いと思わしきもの。ミニキッチンがあり悪くない物件もあるものの、観光客向け故か仕事に使える机を備えた部屋がなく、結局ホテルに。
  • AirBnBも同様に、仕事ができる机を備えた割安な物件は見当たらず。

5. 自主隔離終了〜実家へ

自主隔離期間が終了し、公共交通機関で実家へ。

おわりに

ちょっと内容粗っぽいので随時加筆・修正して参ります。

(5月12日追記)「事前準備」「到着時」を加筆しました。

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