南アフリカのナショナル・ロックダウンについて、5月1日からの段階的な解除に関する情報が配信されたので、適宜改行を入れながら共有します。
●23日夜,ラマポーザ大統領は,演説を行い,ロックダウン期間を段階的解除(5月1日以降)する旨表明しました。今回新たに南アの状況をレベル1から5までに設定し,現在は最高警戒段階のレベル5であるところ,5月1日からレベル4に移行するとしています。なお,外国からの南ア人の帰還,南アから外国人の出身国等への帰還を除き,国境は引き続き閉鎖するとのことです。
●外出する際には,必ずマスクを着用してください(市内の薬局でもマスクが購入しやすくなりました)。
●当初予定されていたロックダウン後である5月1日以降のフライトチケットを予約されていた方は航空会社や旅行代理店に確認してください。
●事態は刻々と変化しますので,最新情報の入手に努めてください。
1 23日夜,ラマポーザ大統領は、演説を行い,ロックダウン期間を段階的解除(5月1日以降)する旨表明しました。今回新たに南アのコロナウイルスの(感染)状況をレベル1から5までに設定(現状レベル5)し,5月1日からレベル4に移行するとしています。
レベル5:生命を救うためにウイルスの拡散を抑えるために抜本的な対策が必要。
レベル4:コミュニティへの感染と集団感染発生を制限するために必要な最新の予防措置をとりつつ,一部の活動を再開できるようにすること。
レベル3:感染の高いリスクに対処するため,仕事や社会活動を含むいくつかの制限を緩和すること。
レベル2:規制をさらに緩和するが,ウイルスの再発を防ぐため,物理的な距離を維持し,レジャーや社会活動を制限する。
レベル1:ほとんどの通常の活動が再開できることを意味し,予防策と健康に関するガイドラインに常に従う。
今後,追加情報があればお知らせいたします。
2 レベル4について
●外国からの南ア人の帰還、南アからの外国人の帰還以外を除き,国境は引き続き閉鎖する。
●商品の輸送と葬式などの例外的な状況を除き,州間の移動は許可されない。
●すべての乗客がフェイスマスクを着用する必要があることを含め,乗客の数と厳格な衛生要件のもと,公共交通機関は引き続き稼働する。
●国民は,必要不可欠な個人行動を除き家にいること,必要不可欠な仕事をすること,および管理された開放の下にある部門で仕事をすることが奨励される。
●人々は厳しい公衆衛生条件の下で運動することが可能。
●葬式と業務以外のすべての集会は引き続き禁止される。
●高齢者や基礎疾患のある人は自宅に留まり,隔離するために追加の予防策を講じる必要がある。
●タバコの販売は許可される。
●販売可能な商品の範囲は,特定の追加カテゴリを受け入れるために拡張される。これらは関係閣僚によって発表される。
●感染のリスクがある限り,警告のレベルに関係なく,いくつかの制限が適用されることに注意することが重要である。
●バー及び酒場を引き続き閉鎖とする。
●カンファレンス及びコンベンションセンター,娯楽施設,映画館,劇場,コンサートは引き続き休業とする。
●コンサート,スポーツイベント,宗教的,文化的,社交的な集会は,安全であると認められるまで許可されない。
3 フェイスマスクの着用の推奨
ラマポーザ大統領は,5月初めからロックダウン規制の緩和を開始するため,すべての南アフリカの人々に,家を出るときはいつでもフェイスマスクを着用するよう呼びかけています。
フライトについて
4 当初予定されていたロックダウン後である4月17日から同月30日までの間のフライトチケットを予約されていた方は,航空会社や旅行代理店に確認してください。
5 今後,当館も利用可能なフライト情報をお知らせする予定ですが,帰国を予定されている方は以下を確認し,問題があれば至急日本大使館に連絡してください。
(1)旅券は手元にあるか,また有効期限は切れていないか。
(2)外国人配偶者の方で日本に帰国を予定されている方は,日本入国のためのビザを取得する必要がないかを確認してください。(不明な場合は当館に連絡してください)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html
(3)南アのビザが有効期限内であるか。
(以下省略)
全文は在南アフリカ共和国日本国大使館のWEBサイトをご覧ください。
在南アフリカ共和国日本国大使館 https://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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