南アフリカの長距離バス利用はプレトリア発着がおすすめ ヨハネスブルグ中心部は回避

需要があるのかよくわかりませんが、バックパッカー向けに長距離バスについての情報を簡単に書いておきます。

ダウンタウン回避が身の安全を守るカギ

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ヨハネスブルグで旅行者が犯罪に最も犯罪に巻き込まれやすい場所は、ダウンタウンです。例えば、過去にはこのような事件がありました。

(事例1)15時頃、男性被害者はヨハネスブルグ駅周辺において、タクシー乗り場を探していた。肉を焼いて販売しているコンゴ人の男と親しくなり、その友人にタクシー乗り場まで案内してもらっている途中、突然4人組の黒人に首を絞められ、引き倒された後、パスポート、現金、上着、カメラを強奪された。

(事例2)夕方に男性被害者がヨハネスブルグ中心街(カールトンセンター付近)を友人と2人で歩いていた。すると、後ろから歩いてきた3人組の男にナイフで首から提げていた袋の紐を切られ、現金等を強奪された。

より詳しくは過去記事をご覧ください。

●旅行者のための南アフリカ治安情報(2013年6月版)
https://cacia.net/south-africa-security-situation-1306.html

特に大きな手荷物やバックパックを背負った旅行者は格好のターゲットになりやすく、できればダウンタウンを避けたいところです。

プレトリア駅での乗り換えは安全そう しかも渋滞の可能性を回避できる

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長距離バスTransluxの車内

ところで先日、マカド(Makhado)からヨハネスブルグまでバスで移動することがありました。目的地はローズバンク(Rosebank)です。

終点まで行ってダウンタウンにあるヨハネスブルグ駅(Johannesburg Park Station)でハウトレイン(Gautrain)に乗り換えるのが一番シンプルなのですが、できるだけダウンタウンは避けたいところ。そこでプレトリア(Pretoria)で下車して、ハウトレインでローズバンクに移動するという方法を取ることにしました。

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ハウトレインのプレトリア駅構内

結論から言うと、これオススメです。

僕が今回利用した長距離バスTransluxの降車場からハウトレインの駅までは徒歩で3分程度。日中なら治安上の問題はなさそうです。

また、Transluxがプレトリアに到着するのは15時前後です。ここからヨハネスブルグに向かうと場合によっては夕方の交通渋滞に巻き込まれる可能性がありますが、ハウトレインならその心配はありません。

このプレトリア乗り換えは「ダウンタウンで長距離の乗り合いタクシーに乗りたい」という方には不向きですが、例えばアフリカ大陸を北から南下してきてヨハネスブルグから空路で出国するという場合には、プレトリアからハウトレインを使ってそのまま空港に行くことができます(あるいは、ローズバンクで前泊するなど)。

なお、プレトリアでの長距離バス降車場は会社によって違うかもしれません。各バス会社に降車場を確認の上で計画を立ててください。

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