ヨハネスブルグ(Johannesburg)で美味しい魚を手に入れたいと思ったら……何といっても魚屋に行くのが一番です!
お店は色々とありますが、DunkeldのFisherman’s DeliかRandburgのSeven Sea’s Fisheriesが個人的なお気に入りです。Food Lover’s Marketはお店によってクオリティにバラつきがあるかな。
魚の値段はキロ単位で決まっている
それでは、南アフリカの魚屋でどうやって魚を購入すればいいのでしょうか。段取りはだいたい次のような感じです。
1.ショーケースから欲しい魚を選んで店員さんに伝える
2.店員さんが重さを量り、値段を確認する
3.処理方法を伝える
4.処理済みの魚を受け取って、レジで会計
日本では刺身用の柵などを除いて「一尾」「ひと山」という感じで値付けがされますよね。でも南アでは149.99ランド/kgのようにキロ単位で値段が決まっているので、欲しい魚の重さを量ることで値段が決まるという流れになっています。
これが言えればOK! 魚屋で使う簡単な英単語・フレーズ
欲しい魚を、欲しい状態で手に入れるために重要なのが処理方法の指定です。えっ、英語で魚の処理方法を伝えるの……と戸惑いがちですが(最初は戸惑いました)、実際に使うのは簡単な英単語だけ。何も心配はいりません!
例として、よく使うものをいくつか挙げてみたいと思います。文法的には必ずしも正しくないと思いますが、店員さんもこんな感じで単語を並べて質問してきます。
Fillet it. (三枚におろして)
三枚におろしてもらう場合、皮アリ/ナシを伝えます。
Skin on. (皮を残して)
Skin off. (皮を取って)
通常、頭や骨は捨てられてしまいます。あら汁などに使いたい場合は、一緒に包んでもらえるように頼みます。
Pack the borns also. (骨も包んで)
Pack the head also. (頭も包んで)
自宅で処理するから、ウロコだけ取って欲しいという場合はその旨を伝えます。
Scale off. (ウロコを取って)
貝類(ムール貝など)や生の烏賊を掃除して欲しい場合はその旨を伝えます。
Clean it. (掃除して)
牡蠣などを開けて欲しい場合はその旨を伝えます。
Open it. (開けて)
おすすめの処理方法は “Scale off.”
ところで、南アの魚屋はどのくらい技術を持っているのでしょうか。もちろん、「Fillet it.」と伝えた時に、日本クオリティの三枚おろしを期待してはいけません。一度お願いして骨も一緒に包んでもらったら、骨の周りに身がびっちり……。こそげ落として卵白と混ぜて、大量のすり身団子ができるほどでした(てか、日本の魚屋は技術レベルが高すぎです!)。
ですので個人的には、ウロコを取ってもらう「Scale off.」がおすすめです。魚の処理でキッチンが汚れるのは何といってもウロコ取り。三枚なり二枚におろすだけなら、手間はあまりかかりません。
魚屋をうまく活用して、肉々しくなりがちな食生活を豊かにしていきたいですね!
コメント