ちょっと前の話なのですが、ヨハネスブルグでタイ・フェスティバルに行ってきました。
タイ語のポスターを手がかりにお祭りを「発見」
日本でタイ・フェスティバルと言えば、東京の代々木公園ほか各地で行われている割とメジャーなイベントですよね。ところが南アフリカのタイ・フェスティバルは南アフリカ在住のタイ人を対象にしているためか、まだあまり知られていないようです。
僕がどうやってこのイベントを知ったかと言うと、これは偶然の出会いでした。ある日、チャイナタウンで車を停めたらちょうど目の前にタイ語で書かれたポスターが。よくよく見ると、「Festival」の文字を見つけたので、思い切って行ってみたという訳です。
前に記事を書いたトルコ・フェスティバルは、空港と街を結ぶ幹線道路に巨大な看板を出していたんですけどね。一口にフェスティバルと言っても、主催者によって色々な形があるようです。
●トルコ・フェスティバルで本場の料理に大興奮!
https://cacia.net/southafrica-johannesburg-turkish-festival.html
本場の料理に音楽、そしてセパタクロー大会!
さて前置きにはこれくらいにして、肝心のイベントについてです。
いやー、このイベントとても楽しかったです! 予想を遥かに超える盛り上がりでした。今年もイベントの開催時期にヨハネスブルグにいれば、必ず行くと思います。
上にも書いたように、南アフリカ在住のタイ人が主な対象だけあって、料理も音楽も、音楽を前に踊る人たちのノリも(笑)すべて本場仕込み。さらにはセパタクロー大会まであったので、思わずコートの最前列で身を乗り出して観戦しちゃいました。
ところでふと気になって「南アフリカ在住のタイ人って何人くらいいるんですか?」と聞いてみたところ、なんと約3万人もいるんだとか。中国人の約30〜35万人には遠く及ばないものの、日本人の約1500人と比較すると約20倍です。南アフリカのタイ人コミュニティって大きいんですね。
約3万人の内訳には、東北タイ出身者を中心に建設業の出稼ぎ労働者がたくさん含まれるそうです。そんな人たちにとってタイ・フェスティバルは1年に1度の一大イベントで、中にはバスを手配して駆けつけたグループもあるとのこと、そりゃあ盛り上がる訳です。
思いがけず見つけたタイ・フェスティバル。2014年の予定はまだわかりませんが、情報が入ったらこのブログでシェアしたいと思います。
たくさんの屋台が並ぶ。手前はソムタム屋さん
タイ野菜の直売所
空中の格闘技・セパタクロー
バンド演奏もありました。音量はもちろん爆音!
バンド演奏に会場は大盛り上がり
※この記事は「地球の歩き方特派員ブログ」に投稿したものです。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/
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