今、ルイボスティーの人気が世界的に高まっているようです。
そこで、本場・南アフリカのルイボスティー事情について書きたいと思います。
世界でここだけ! ルイボスティーはケープタウンの北が原産地
Photo Credit: Lyle Nel via Compfight cc
ルイボスティーは南アフリカきっての名産品です。
生育できるのは、ケープタウン(Cape Town)の北に広がるセダルバーグ(Cederberg)のみ。他の環境での栽培が試みられているものの、現在のところは成功にいたっていません。
つまり、今世の中に流通しているルイボスティーは全て南アフリカ産ということ。まさに、「南アフリカが生んだ世界のお茶」なのです。
本場での楽しみ方 レッドカプチーノって何?
右下がレッドカプチーノ Photo Credit: avlxyz via Compfight cc
発祥の地、南アフリカでもルイボスティーは大人気です。甘党が多い国だけに砂糖やミルクをたっぷり入れる人が多いような気がします。また、コーヒーを使ったカプチーノのルイボスティー版はレッドカプチーノと呼ばれて、カフェやレストランでの定番です。
スーパーの棚に並ぶ「赤ちゃん用」ルイボスティー
それだけではなく、ノンカフェインという特徴を活かして、妊婦さんや授乳中のお母さん、そして赤ちゃんの水分補給にも大活躍。スーパーの棚には色々な種類のルイボスティーが並んでいて、中には「赤ちゃん専用」もあるんです。
僕の子どもが通っている保育園でも、煮出して冷ましたルイボスティーや、ぬるめのルイボス・ミルクティーが子どもたちの喉を潤しています。
バラエティ豊富 スーパーマーケットの棚をのぞいてみよう
南アフリカの人たちの生活には欠かせないルイボスティーは、南アフリカ国内なら簡単に手に入れることができます。
ピッカンペイ(Pick n Pay)やウールワース(Woolworth)、チェッカーズ(Checkers)などのお茶コーナーには間違いなく、ルイボスティーが並んでいて、ハーブティーなどのブレンドなどバリエーションも豊富です。
(左)チャイ・ルイボス、(右)ブフ・ルイボス
写真左は、ルイボスティーに5種類のスパイスをブレンドしたもの。お湯か温かい牛乳を注ぐだけで、スパイスが効いたルイボス・チャイの完成です。他にもハニーブッシュやフーディア、写真右のブフなど、南部アフリカ原産のハーブをブレンドした商品が手頃な値段で販売されています。
原産国ならではのお手頃価格! お土産にもぴったりです
定番中の定番Freshpak
さて気になるお値段は、もちろん原産国ならではのお手頃価格です。例えば、南アフリカ人なら誰もが知っているFreshpakは20ランド(=約200円)/80パックと値段はなんと4分の1ほど。
日本では1000円/80〜100パックが最安みたいなので(だいぶ安くなりましたね)、南アフリカに来た時にはまとめ買いがおすすめです。僕も日本の友達からまとめ買いを頼まれるので、一時帰国の時には「買い付けか?」という位、結構な量のルイボスティーを持ち帰っています。
夏には冷茶が美味しい! サファリロッジ直伝の飲み方を紹介します
最後に、日本の夏に向けてサファリロッジで提供された素敵なルイボスティーの飲み方を紹介しましょう。
一度煮出したルイボスティーに好みのスパイスやフルーツ(ジュースでも)、あるいはハチミツなどを加えて冷蔵庫でしっかり冷やしてください。オリジナルのアイス・ルイボスティーの完成です。カットフルーツを飾ればちょっとしたおもてなしの一杯になりますね。
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