せっかく南アフリカに住んでいるのだから、ご近所のアフリカ各国にも行かなくちゃもったいない!
ということで、モザンビークに行ってきました。行き先はトフォ(Tofo)。南北に長いモザンビークの南西に位置する海岸沿いのビーチリゾートいや、港町という呼び方が似合うこじんまりとした海辺の町です。
町の中心にあるマーケット
海岸には漁船も
海岸沿いに立ち並ぶたくさんのゲストハウスの中から今回は、カサ・ナ・プライア(Casa na Praia)というゲストハウスに泊まることにしました。カサ・ナ・プライアはポルトガル語で「海の家」という意味を持ちます。
マーケットからの距離は250メートル。砂に足を取られながら数分海岸を歩くと、カサ・ナ・プライアが見えてきます。
部屋は本館(Casa Azul)と新館(Casa Amarela)の2種類です。新館は部屋の造りがモダンでハンモックが備わっていたりするのですが、今回は本館のツリーハウスを紹介します。
部屋にはシンプルな造り。マラリア発生地域ですので、ベッドには蚊帳が備え付けられています。
外から見るとこんな感じ。テラスからは海が一望できます。蚊さえいなければ、夜もテラスで寝たいところです(試してみたら20分で5ヵ所以上刺されて大変でした……ははは)。
庭にバーベキュースペースが用意されているので、魚と炭を買ってシーフードバーベキューが楽しめます。詳しくはまた追って別の記事で紹介できればと。
朝食はロビーの外にあるテラスで。卵は料理方法や焼き加減を指定できます。見た目はあまりよくないですが、パンが美味しかったなぁ。マーケットで売っているものと同じだと思うけど、軽くトーストされてカリカリ感が増しているのです。
ところで、これ何だと思いますか? 実はテラスの屋根なんです。
宿の人に聞いてみたところ、素材はヤシの葉で「かなり頑丈だよ。1年は十分に持つんだから」とのこと。1年って……結構な手間のようにも思いますが、蒸し暑く雨が多く降るこの地域では風通しがいいこういった造りが最適なのかもしれません。
僕が住んでいるリンポポ州マカドトとトフォは緯度があまり変わりません。それなのに前者の村が土塀なのに対して、校舎ではヤシの葉が使われている。海からの距離や標高でこうも大きく違うんだなぁと関心することしきりでした。
決して豪華ではありませんが、マネージャーのイタリア人女性やスタッフの感じもよく、リラックスして4泊を過ごせました。
ゲストハウスの情報
●名称
Casa na Praia
●住所
Praia do Tofo, Tofo 1308, Mozambique
●電話
+258 82 82 15 921(モザンビーク)
●ホームページ
※この記事は「地球の歩き方特派員ブログ」に投稿したものです。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/
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