南アフリカにもフェアトレードコーヒーを扱うお店はたくさんありますが、ここまでメッセージを前面に打ち出したカフェを見たのは初めてです。
Motherlandはヨハネスブルグとケープタウンにお店を構えるセルフ方式のカフェです。スタバ風の店構えから普通のカフェかと思いきや、コーヒーを通して世界を変える!という高い野心を持ったお店です。
お店で使われているコーヒー豆はすべてフェアトレードのもの。また、アフリカ各地のさまざまなチャリティ・プロジェクトにも参加しているそうです。その想いは店内のポスターにもはっきりと書かれています。カフェの店内で「革命(Revolution)」や「社会正義(Social justice)」なんてなかなかお目にかからないですよね。
革命が起きている。一杯ごと、一口ごとに(A revolution is brewing – Sip by sip, cup by cup)。店内に貼られたポスター
とはいえ、ここはカフェです。肝心のメニューと味、そしてお店の居心地はどうでしょうか。
僕が行ったダンケルド(Dunkeld)店はあまり広くありませんが、テーブル席やソファー席、カウンター席がバランスよく配置されていて窮屈さを感じることは全くなし。無料のWifiが使えるようで、ノートパソコンを開いている人の姿も見かけました。
エチオピア産とルワンダ産のコーヒー豆をお店独自にブレンドしているというコーヒーも普通に美味しいと言えるレベル。カプチーノのスモールサイズが15.50ランド(=約155円)というお値段もありがたいです。
同じヤン・スマッツ通り(Jan Smuts Avenue)をもう少し北に進むとWARM & GLADという素敵なカフェがありますが、こちらはフルサービスのお店。うまく使い分けるとよさそうです。
快く写真を撮らせてくれたイケメンのお兄さん
ソファー席からの眺め。右側にもう少しテーブル席がある
カウンター席では何やら打ち合わせ中
お店の情報
●名称
Motherland
●住所
Dunkeld West Shopping Centre
Corner of Bompas Road & Jan Smuts Avenue
Dunkeld
※ヨハネスブルグ市内に他2店舗あり
●電話
011-325-2324
●ホームページ
※この記事は「地球の歩き方特派員ブログ」に投稿したものです。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/
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