テーブル・マウンテンの頂上へ 眼下に広がるケープタウン 遠くにはロベン島も

ケープタウン(Cape Town)のランドマーク、テーブル・マウンテン(Table Mountain)。

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ロベン島から見えるテーブル・マウンテン

街から見上げたり、ネルソン・マンデラ元大統領が27年間を過ごしたロベン島から眺めたりとケープタウン滞在中は常に身近な存在だったのですが、縁がないのか、南アフリカ在住3年目だというのにまだ未登頂でした。ついに念願叶って!ロープウェーで頂上まで登ることができました。

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photo credit: flowcomm via photopin cc

僕たちを頂上まで連れて行ってくれるのは、このボールのような形をした青色のロープウェーです。一度に65人を運ぶことができるとあって、乗り込むと室内は広々。全員が見晴らしを楽しめるようにと、横にゆっくりと回転しながら頂上へと向かって行きます。

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頂上に着くと、ワイヤーが巻かれているリールが目につきました。支える重量が重量なので、かなりの大きさです。

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横を振り向くと、絶壁の上で作業をしている人の姿が!

話しかけてみると、ロープ伝いにテーブル・マウンテンを垂直格好するアブセイル(ラペリング)というアクティビティの準備をしているんだそう。

いやぁ、この絶壁を降りるのはちょっと遠慮したいなぁ……冒険に関心がある人はリンクを見てください。

●Absail Africa
http://abseilafrica.co.za/

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ついでに、岩の上で遊んでいるこの動物は何?と聞いてみると、「ダシー(Dassie)と呼ばれているんだよ」と親切に教えてくれました。ところでこの動物はなんと、DNAレベルで考えた時にアフリカゾウの近種にあたるんだとか。いつ、何が、両者に違いをもたらしたのでしょうか。

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所々に用意された展望台から下を見ると、ケープタウンの街並みなどを一望できます。ちなみに、写真の左上に写っているのがロベン島です。本土から島まではたったの12kmしか離れていないので、肉眼で十分に捉えられるんですね。

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子ども連れだったので1時間ほどで戻りましたが、頂上にはトレッキングコースが整っていたり、お洒落なカフェがあったりします。晴れている日はここでのんびりするものいいかもしれません。

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こちらを見つめるアカバネテリムク

ちなみにテーブル・マウンテンのロープウェーは強風時、また、不定期に行われるメンテナンス時には運行が休止されます。個人で向かう場合は、事前に宿泊施設やホームページなどで運行状況を確認してから向かうことをオススメします。

施設の情報

●名称

Table Mountain Aerial Cableway

●住所

Tafelberg Road, Cape Town, 8001

●電話

021-424-8181

●ホームページ

Our African Wonder
Welcome to the official Table Mountain Aerial Cableway website. Picturesque views, combined with its fauna and flora, a spectacle to behold.

※この記事は「地球の歩き方特派員ブログ」に投稿したものです。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/

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