南アフリカでH&Mに対する過激な抗議行動 インスタ映え狙いの写真撮影は避けて!

日本でも広く報道されているように南アフリカでは、H&Mの店舗が襲撃される事件が発生しています。黒人子どもモデルに「もっともカッコイイ猿」というメッセージ入りのパーカーを着せた広告を展開したことに対して、野党第2党Economic Freedom Fighters(EFF)党員がヨハネスブルグやケープタウンのH&M店舗で高行動を実施、一部で破壊・略奪行為に発展したものです。

H&Mに対する抗議行動は今なお続く

最近では1月15日(月)に、ヨハネスブルグ郊外MidrandのMall of Africaで再びEFFによる抗議行動が行われました。この抗議行動は破壊・略奪行為にこそ発展しなかったものの、引き続きこのような抗議行動が行われる可能性は残ります。

H&Mは現在、南アで17店舗を展開しています。

1. Sandton City
2. Mall of Africa
3. Mall of the South
4. Clearwater Mall
5. Menlyn Park
6. East Rand Mall
7. Victoria & Alfred Waterfront
8. Somerset Mall
9. Table Bay Shopping Centre
10. Cavendish Square
11. Canal Walk
12. Mall of the North
13. Ilanga Mall
14. Highveld Mall
15. Galleria Mall
16. Gateway Theatre of Shopping
17. Boardwalk Mall

インスタ映え狙いの写真撮影はダメ!

万が一、抗議行動に直面した場合には、絶対にその場をすぐに離れてください。間違っても、インスタ映えを狙って、写真や動画を撮ってはいけません。身に危険が及ぶ可能性があります。

信者とも呼ぶべき熱狂的な支持者を抱えるJulius Malema EFF党首はかつて、「全ての外国人は害悪であり、南アから出て行け」という趣旨の主張を行っていました。現在は撤回したものの、未だにこの言説を信じている支持者は少なからず存在します。抗議行動による高揚感と群集心理によって、スマホを向けるアジア人を攻撃する輩がいても不思議ではありません。

僕の経験として、路上警備員とチップの額を巡って言い合いになり、「外国人は出て行け。EFFが今にお前をこの国からから追放するからな」と胸を小突かれながら凄まれたことがあります。この時は徹底的に戦って相手に謝罪させました。

みなさまはくれぐれも、余計なトラブルに巻き込まれませんよう。

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