お酒、タバコ、外での運動を全て禁止するという、世界で最も厳しいナショナル・ロックダウンを行っている南アフリカ。
お酒やタバコの在庫が切れ始めた人たちのストレスは限界に達しつつある中で、 次の焦点は、
- 4月末でナショナル・ロックダウンが収束するのか?
- 5月以降の生活はどうなるのか?
に移りつつあります。 こんな状況下で、子育て世代を震撼させるニュースが報じられました。
小学校低学年は7月まで自宅待機?!
Department of Basic Educationから流出した文書によると、 学校再開は5月6日以降、学年を分けて段階的に行う 最長で7月まで自宅待機 が検討されている、というのです。
*Grades 12 and 7: May 6
*Grades 11 and 6: May 20
*Grades 10 and 5: June 3
*Grades 9 and 4: June 17
*Grades 8 and 3: July 1
*Grades 2 and 1: July 8
*Grade R: July 15‘Phased-in resumption of school year workable, but stretching to July excessive’
これに対して子育て世代は、
- 子ども(と旦那)が一日中家にいるのはもうムリ
- 学費絶対に払わないぞ
- 今年は試験結果に関係なく全員を進級させるべき
- いやいや、今年は全員進級させないべき
と次々とに反応しました。
教職員団体が「これはあくまでも検討中の施策」と事態の収束を図ったものの、逆に7月までの自宅待機が現実的な選択肢の1つであることを認める結果となりました。
ロックダウンがソフト・ロックダウンへと緩和され、公園等への外出が許可されれば多少は楽になるのかもしれません。が、誰もが家に残ってWork from home(テレワーク)できる訳ではなく会社の理解もさまざま。仮にこの案がこのまま採用されると、少なからぬ数の子育て世代が仕事と子育ての両立に頭を悩ませることになりそうです。
photo credit: MegMoggington Kayamandi High School via photopin (license)
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