パティスリーの店先でフランス語が飛び交っていると、つい期待しちゃいませんか。
僕が普段生活しているリンポポ州マカド(Makhado)では、スーパーマーケットを除いてパンを買える場所がありません。仕方がないので食べごたえのあるパン、例えばカンパーニュを食べたい時は、粉から気長に手づくりしています。それはそれで楽しいのですが、たまにはプロの手仕事を味わいたいもの。そこで、ヨハネスブルグで時間がある時には、美味しいパン屋さん探しをしています。
いくつか行ったお店の中から、「お、いいかも?」と思った一軒を紹介したいと思います。
お店の名前はPatisserie de Parisです。場所はブレアゴウリー(Blairgowrie)地区のガソリンスタンドの裏手。狙って行かないとまず通らない場所です。
テラス席を横切ると、フランス語が聞こえてきました。期待が膨らみます。
可愛らしいピンクで統一された店内。
お店のイチオシはヨハネスブルグでナンバーワンに輝いたバケットとサワードウ・ブレッドです。土曜日の閉店30分前だったので、売り切れも目立ちますね。
パティスリーなのでもちろん菓子類も充実。ショーケースにはケーキもありました。
ちょっと小腹が空いていたので、クロワッサンとカプチーノをオーダー。クロワッサンは合格点。でも、ヨハネスブルグのナンバーワンではないかなぁ。
家に帰ってから調べてみたら、オーナーはフランスで修行を積んだ南アフリカ人とのこと。以下、ホームページより抜粋したお店のプロフィールです。
オーナーはテレビのプロデューサーとして30年以上のキャリアを積んだ後に、退職して渡仏。ニース(Nice)とリヨン(Lyon)のレストラン、ベジエ(Beziers)のショコラティエ&パティスリーなどで修行。フランスのル・コルドン・ブルーなど料理学校でも学ぶ。南アフリカに帰国し、2012年にブライアンストン・オーガニック・マーケット(Bryanston Organic Market)でサワードウブレッドを販売開始。顧客のリクエストに応えて、2013年7月14日(バスティーユ・デイ)にPatisserie de Parisをオープン。
次回はバケットとサワードウを試してみたいと思います。
お店の情報
●名称
Patisserie de Paris
●住所
9 Mackay Avenue, Blairgowrie (off Conrad Drive 100m from the Engen Garage)
●電話
011-326-0913
●ホームページ
※この記事は「地球の歩き方特派員ブログ」に投稿したものです。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/
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