南アフリカ、タウンシップでの結婚式体験談 ご近所さんを招待し、ヤギを潰す

友達の兄弟の結婚式に列席してきました。

会場はヨハネスブルグ(Johannesburg)郊外のタウンシップ・ソウェト(Soweto)の路上……え、路上?

新郎の彼はズールー族です。ズールー族では、今風のホワイト・ウェディングと伝統的なトラディショナル・ウェディングをそれぞれ行います。

で、トラディショナル・ウェディングは新郎側の自宅で行うのですが、全員が自宅に収まる訳がありません。そこで、道路テントを立てて会場として、招待状なんて堅いことは言わずに近所の人もウェルカム!ということになるんだそうです。

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わさわさと集まる列席者たち。3時間遅れぐらいで式は始まりました。

 

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新婦が家族や友達に付き添われて新郎の自宅へと行進。

 

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歌で新婦側を歓迎する新郎側。

 

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新婦側から新郎側への贈り物。一人ひとり名前を呼ばれた後、地面に引いたゴザの上に寝っ転がって毛布をかけられる。南アの伝統的な儀式には毛布がよく登場します。

 

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これは面白かった。新婦が新郎の身の回りをお世話して、ベッドに入る……と思いきや、「この野郎、うちの娘を盗みやがって!」とばかりに新婦側一同で新郎を叩く、叩く!

 

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儀式には動物がつきもの。今回は山羊さんでした。

 

2人の末永い幸せを願っています。

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