南アフリカの超ローカルなキャンプ場で過ごす週末

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しばらく遠ざかっていたキャンプに復帰しました。

飛行機にチェックインする手荷物の範囲でしか私物を持参できないというのに、日本から南アフリカ(南ア)にわざわざキャンプ道具を持参。南ア在住1年目の年末にナミビアのフィッシュリバーキャニオン(Fish River Canyon)でさっそくテントを張ったりと順調なキャンプライフを送っていたのですが、その後子どもを授かったこともあって、しばらくキャンプはお預けになっていました。

子どももそれなりに大きく(1歳4ヵ月)なったことだし、そろそろ復帰(子どもにとってはキャンプデビュー!)するか……と思っていたところ、なんと自宅から車で10〜15分ほどの場所によさそうなキャンプ場を見つけたので行ってみることにしたという訳です。

お世話になったのは、Zvakanaka campsiteというキャンプ場です。大人1人のお値段はなんと、たったの75ランド(=約750円)。格安だからただ野原があるだけいう訳ではなく、むしろこの値段で儲けは出るの?というくらい設備も充実していました。

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調理関連は南アのキャンプ場には欠かせないブラーイ(Braai。南ア式のバーベキューのこと)の設備とガスコンロ、電気ケトルが各サイトに備わっています。薪も無料。ただしマッチや着火剤の用意はないので、各自持参してください。着火剤は近くに落ちている枝を集めれば代用できますが、この日は前日の天気があまりよくなかったので着火剤にだいぶ助けられました。

共有スペースには冷蔵庫と流し台が設置されています。流し台では水とお湯が使用可能。スポンジや洗剤などは各自持参で。

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トイレやシャワーなどの水回りも素晴らしく清潔です。ベンダ(Venda)族の壺や模様を取り入れたデザインもおしゃれ。シャワーの水圧も申し分ありません。

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近くにはちょっとしたトレッキングコースも。かなりうっそうとした森です。もう少し開けた場所で突然インパラに遭遇してビックリ! 特大ジャンプで茂みに消えていったインパラの方が驚いたと思いますが……。

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夕食はもちろんブラーイ。鶏肉の手羽元・手羽先、牛肉のサーロインを炭化した薪で焼きました。

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最後に、念のためアクセスを書いておきます。

ヨハネスブルグ方面から行く場合はN1をひたすら北上してください。マカド(Makhado)の街を過ぎてからさらに10〜15分ほど進んで右手に看板が見えてきたら右折。走ること数分で左手にゲートが見えてきます。なお、ゲートは番号式の南京錠で施錠されています。事前に予約の電話を入れるとコードを教えてもらえるので、飛び込みで訪問してゲートの前で立ち往生しないよう気をつけてくださいね。

車の音さえ聞こえなければ、N1(国道1号線)が近くに通っていることなんて忘れてしまいそう。素敵な週末を過ごせました。

施設の情報

●名称

Zvakanaka campsite

●住所

Zvakanaka Farm, Witvlag road, Limpopo

●電話

084-400-4595

●ホームページ

http://www.zka.co.za/

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