ヨハネスブルグで生まれた長男は1歳半になりました。現地の保育園で、体格のいい南アフリカ人たちにまざって今日も元気に走り回っています。
子どもが通っている保育園の様子
はじめての子育てはもうすっかり慣れたもので、おむつ替えでも寝かしつけでもなんでも来い!なのですが、ある時、日本から子連れで遊びに来た友達から「南アフリカって本当に子連れにやさしいねー」と言われました。
どうして?と思って理由を聞いてみたら、特にレストランで食事をした時にそう感じたとのこと。うん、確かに南アのレストランは日本と比べると子連れにやさしいかも!
では実際にどんな感じなのか、オススメのお店もいくつか挙げながら紹介したいと思います。
ドレスコードはとてもカジュアル 子連れ入店も大歓迎
きちんとテーブルセッティングされたレストランでも心配はご無用
子連れで出かけると、どうしてもなかなかおしゃれができなもの。でも心配いりません、一部の高級レストランやこだわりがあるお店を除いて、ドレスコードはとてもカジュアルです。
また、日本では割とカジュアルなお店でも子連れの入店がお断られたり、歓迎されないことがありますが、南アではそのようなことはほとんどありません。むしろ、キッズメニューを用意しているお店が多くて、子連れは歓迎されている感じです。
遊び場にベビーシッター 子連れ歓迎のレストランはこんなにすごい!
普通のレストランでもこうなのですから、子連れ歓迎のレストランは色々とすごい!です。
例えば、遊び場。
思わず見上げてしまうプレイジム!
ヨハネスブルグのメルビル地区にあるBanbananiは、日本だったらアパートが建つんじゃないの?と思えるほどの大きなプレイジムに加えて、おままごとコーナーやおもちゃを完備しています。
安全性に配慮した赤ちゃん向けのプレイジム
本格的な食事 キッズエリアがなくても通いたい味
プレトリアのToni’s Fully Furnished Pizzaには、年齢別に2つのプレイジムがあるほか、テラス席のすぐ向こうに芝生が広がっているので体を動かしたい年齢の子どもたちにはピッタリです。
また、こうした設備を持つレストランの中にはプレイエリアにチップ制のベビーシッターを置いているお店も多いです。たまにはゆっくりと、温かいご飯を食べたいな……という子育て中のパパママには嬉しいサービスですね。
南ア人は子どもが大好き ついつい会話が盛り上がりすぎるほど
そして何より素晴らしいのは、ほとんどの南ア人が子どもにとーーーっても優しいことです。
子どもがちょっと騒ごうが、突然テーブルにおじゃましようが、(親が責任を放棄したりしていなければ)怒る人はほとんどいません。
むしろ子連れだと「あら可愛いわね。何歳なの?」「うちの子(孫)も……」などと話しかけられて、ついつい会話が盛り上がってしまうこともしばしば。
万が一、子どもがちょっとイタズラをして迷惑をかけてしまっても「問題ないさ。甥っ子が同い年くらいだからよくわかるよ」と嫌な顔をするどころか、気遣ってくれたりするんです。
ということで、南アのレストランは今日もチャイルドフレンドリー。子どもがいるから……と遠慮せずに、ぜひ家族で素敵なお店に足を運んでみてください。
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