全99種類！　南アフリカでクラフトビール飲み比べ

最近の南アフリカビール事情に関連して、ヨハネスブルグ（Johannesburg）のフォーウェイズ（Fourways）にあるビアホールThe Beer Houseを紹介したいと思います。

名前から想像できるように、このお店のウリは何といってもビール。最近南アフリカではガストロパブと呼ばれる、お酒だけではなくビールにもこだわったお店が人気ですが、そんな流れに乗ろうという気配は全くありません。

フードメニューに並ぶののはミートボール、オニオンリング、カリーブルスト、フラムクーヘン（非常に薄い生地を使ったピザのようなアルザス地方の郷土料理）、ビルトンやナッツ、オリーブなどのおつまみ類のみ。「ビールを美味しく飲むこと」を再優先させていることが伝わってきます。

こんなお店ですから、ビールの品揃えには文句のつけようがありません。生ビールだけで15種類、瓶ビールを含めると99種類以上が用意されています。

日本のビールも置いているかな……あっ、ありました！

こんなにたくさん種類があると何を飲んでいいのかよくわからん！　そんな人には、テイスティング・セットがおすすめです。

テイスティング・セットとは、70ランド（6種類）か140ランド（12種類）の生ビールが少量ずつサーブされるというもの。少しづつ試飲して、気に入ったものを注文すればOKという訳です。

こんな素敵なお店だけに、金曜日の夜や週末にもなるとお店はかなり賑わいます。とはいえ、少人数なら飛び込みでも座れることが多いですし、日に日に寒くなる今の季節なら少しは余裕が出てきているかも？

ちなみにお店はフォーウェイズの他、ケープタウン（Cape Town）のロングストリート（Long Street）にもあって、後者ではJack BlackやCBC（Cape Brewing Company。中部日本放送ではないです）などのクラフトビールメーカーから講師を招いてのビール講座も定期的に行っているんだとか。これは面白そうだなぁ。次回ケープタウンに行く機会があればちょっと覗いてみたいと思います。